モリノさんの独り言
雑記、更新履歴、拍手返礼などなど。 PC・携帯共用。
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本当は・・・
ここ最近の更新履歴を見てもブリーチが一度も出てこない・・・
このまま中途半端に放置よりは削除・・・とまで考えたのですが、まだブリーチは大好きで
隊長も大好きなので削除はせずに放置継続する事に・・・
ネタはあるのですが、どうしても長文になってしまう
そうなると行き詰ったりしたら飽きて投げ出してしまう
ギアスもいくつかそうなってますが
いつか全部upしたいものです
「もう・・・駄目・・・」
「駄目じゃないだろ?」
「無理だよ・・・入らない・・・」
「大丈夫。お前なら出来るさ」
ルルーシュは優しく微笑むとスザクの髪にキスをする
スザクはうっとりと目を細めたが、すぐにキツイものへと変化した
「無理!無理に決まってるじゃないか!!こんなぶ厚い合衆国憲法を一晩で頭に入れるなんて!!」
僕は君じゃないんだよ~!!とスザクは机に突っ伏した
静止した時の中で ~得手不得手~
スザクが『ゼロ』になってから三ヶ月
明日から本格的に世界再生へと向けての会議が開かれる事になっている
この三ヶ月間、何度か超合衆国参加国での会議が開かれていた
当然ゼロもそれに参加していたが発言の殆んどシュナイゼル任せにしていた
ルルーシュの最後の瞬間、ルルーシュとスザクの真の目的を察し、今の『ゼロ』がスザクであると気がついているメンバーばかりの会議ならそれで良かった
しかし明日の会議は全世界に同時生中継される
世界を救った英雄ゼロがシュナイゼルの後ろに隠れているわけにも行かず、こうして一夜漬けで合衆国憲法を覚える事となってしまった
「いままでサボっていたツケだと思え。お前はやる気になれば出来る。大丈夫さ」
「人間には出来る事と出来ない事があるんだよ・・・もう嫌だ・・・」
いやいやとスザクは頭を左右に振る
ルルーシュは苦笑するとスザクを抱き寄せた
「・・・ルルーシュ?」
「・・俺が代わってやれれば良いんだがな」
スザクは頭を使うより身体を使うほうが得意だ
こういう事はルルーシュの方が向いている
しかしルルーシュは既に死んだ身
公の場に出て行けるはずがない
しかし・・・
「そうだよ。ルルーシュが代わりに行けばいいんじゃないか!」
「は?」
「ゼロは仮面を被っているんだし。バレないって」
いや、そういう問題じゃないだろう
ルルーシュはため息をはいた
「あのな・・・スザク」
「そうだよ。もう、こんなに悩むんじゃなかった。」
スザクは明日の会議をルルーシュに行かせる気満々だ
るんるんと鼻歌を歌いながら日本にいるカレンから送ってもらったお煎餅を口にしている
「おい・・・」
「このお煎餅美味しいvカレンにお礼のメールしとかなくちゃ」
「だからな・・・」
「ついでにもっと送ってくれないか聞いてみようかなぁ」
「・・・・俺の話を・・・」
「僕が直接お店にいければいいのに、残念だなぁ」
「・・・・・聞けーーーー!!!」
「では、ゼロからこの件について説明してもらいましょう」
「ええ、では・・・」
翌日、超合衆国議会にゼロの姿があった
ゼロは中央の演説台まで進むと澱みなく先程まで討論されていた案件についての説明を始めた
果たしてその仮面の下の顔はルルーシュだったのかスザクだったのか
それを知っているのはルルーシュとスザク
そして彼らと暮らす猫、アーサーだけだった
